愛犬が下痢をしてしまうときの対処法とは?
2019年11月13日しっかりと毎日排便をすることは良いことですが、その便が下痢であった場合には何かしらの異常を疑わなくてはなりません。下痢をしてしまう原因は、主に何かの病気にかかっていたり消化の悪い食べ物を食べたことや加齢が考えられます。犬と言っても、下痢をしてしまう原因は人間とそこまで変わらないと言われているため、完全に同じではありませんが一緒に捉えている専門家も少なくありません。
病気にかかっている場合というのは、大腸に傷があったり、ウイルスに感染してしまっていると言われています。あるいは、近年の気温上昇に伴い地面に近い場所で生活をしている犬が熱中症になるケースも多く見られるようになりこれが原因でお腹を壊してしまうこともあるのです。チョコレートや甲殻類などは犬の消化器官には適さない食べ物なので避けなければなりません。さらに、年齢を重ねるとどうしても抵抗力が落ちてしまい比較的簡単に菌が体内に侵入することも多いです。
では、下痢をどのようにして止めてあげれば良いのでしょうか。まず、基本的なことかもしれませんが動物病院で診察をしてもらいそれから指示を仰ぐことが挙げられます。水分を取らせたりあるいは薬を投与したりと、素人では判断に困ることを指導してくれますので医師の指示に従と良いでしょう。
対処法としては、自宅で錠剤を飲ませてあげることも考えられます。一般的に、人間が食べる食べ物を犬に与えてはいけないと言われているのですが整腸剤に関しては人間が取り入れるものを犬に与えても問題がないと言う医師がいるのです。成長した犬ならば問題ないかもしれませんが、産まれたばかりの子犬や年老いた犬の場合には副作用に耐え切れずに症状が悪化してしまう可能性もあります。なぜなら、あくまでも人間の体で耐えられる副作用を考慮して作られているため、犬が確実に耐えられるという保証はどこにもないのです。
さらに、その日は食事を与えずに様子を見るという対処法も挙げられます。下痢の時には体力が必要なため何も与えないのは逆に体に悪いと思う人もいるかもしれませんが、無理に何かを食べさせてもそれが排泄されてしまうのであれば余計に体力が求められ症状は悪化の一途をたどります。何も食べさせないのは可哀想と思うのであれば、ふやかしたドライフードを少し与えるなど消化しやすくお腹に優しいものがおすすめです。飲み物に関しても、冷たい水は避けて常温の水を飲ませるようにしましょう。